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2019年4月22日 (月)

古い小本の裏表紙

以前からよく分からない一節。
「お初徳兵衛浮名桟橋」の一番最後の部分。
Matutiyama
私は、こんなふうに聞こえました。
古い小本の裏表紙を剥がすと見返しに・・・から続きます。

くごむる恋は顔に袖  濡れて嬉しき夕立や
いかなる神の結び緒も 帯地の繻子もつゆ解けて
二人は袖に稲妻の 光にぱっと赤らむ顔
互いに合わで兼好の 筆も及ばぬ好意の情

こんなのもあります。
くもむる恋は顔に袖 濡れて嬉しき夕立や
いかなる髪の結びおう 帯地の繻子も露解けて
二人はそこに稲妻の 光にパッと赤らむ顔
カライニアラデケンコウの 筆も及ばぬトウイノジョウ
・・・確かにそうにも聞こえる。
解読しないと。

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