老舗復活
落語の記事が多い、東京新聞の記事から。
2002年に廃業した湯河原の老舗旅館が再生したというニュース。
「富士屋旅館」は江戸時代の創業。
三遊亭圓朝作の人情噺「名人長二」に登場する旅館のモデルだと言われているそうです。
【名人長二】
三遊亭圓朝がモーパッサンの小説「親殺し」を翻案・作話したといわれる人情噺。
1894年(明治27)暮れより「中央新聞」に連載して評判になった。
指物師の長二は、優れた腕と名人気質で知られていた。
あるとき長二は、自分が捨て子であり、それを亡き長左衛門夫婦が育ててくれたことを知り、谷中の天竜院で養父母の法事を営む。
そのとき知り合った亀甲屋幸兵衛・お柳夫婦のひいきを受けるが、やがてこの幸兵衛夫婦が実の親であることを知り、話がもつれて争いのすえ、2人を殺してしまう。
南町奉行筒井和泉守は、長二を助命しようと苦心するうち、長二の実父はお柳の前の夫であり、お柳と幸兵衛が密通していたことが判明する。幕府の重臣林大学頭が、長二の殺人は実父の仇討をしたことになると判定して長二は許される。
長二は和泉守の腰元島路と結婚し、亀甲屋半之助と名のる。
・・・推理小説風の名作と言われています。
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