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2019年4月 9日 (火)

志らくさんのツイート

立川志らくさんのツイート。
最近、テレビなどでの露出が増えていて、SNSが炎上したり、激論を戦わせたりしています。
仕方のないことですが、立川流の噺家さんの"オレが、オレが"は好きではありません。
が、時々、面白いコメントもあります。
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お弟子さんに対して言っているのですが、素人に対しても言えるものだと思いました。
そのまま読んでも良いし、古典を本当の落語、新作を落語もどき(落語の形にしたお笑い)に読み替えると、とても説得力がある。
何事も、勉強と基本の体得が優先されるべきです。
語り継がれて形が出来上がっている古典をしっかりやってから、まだ語りが確立されていない新作にチャレンジしなくては。
師匠の創作落語も同様だと思います。
あの厳しい、六代目三遊亭圓生師匠は、新作を目指した圓丈師匠は認めていました。
圓丈師匠ご本人も、新作を志向しながらも、古典バリバリの圓生師匠の門を叩いたのも、古典の基本をしっかり身に着けてからと考えたからだと仰っていました。
碌に知識もなく、基本も身に着けずに、「私の趣味は落語です」と言って、恥も知らずに新作を演る人たちが多すぎる。
・・・まぁ、楽しむのは個人の自由ですから。
私が、そういう人たちと交わらなければ良いということですか・・・。

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