蝶花楼馬楽師匠の訃報
いぶし銀の噺家さんの訃報です。
寄席の踊りや鹿芝居でご活躍の七代目蝶花楼馬楽師匠です。
享年71歳。
驚きました。
鹿芝居では、ご隠居や大家さんがはまり役でした。
1969年2月 六代目蝶花楼馬楽に入門、前座名は楽がん。
1975年5月 二つ目昇進、師匠の兄弟子二代目柳家小満んの
前名蝶花楼花蝶に改名。
1983年9月 真打昇進。
1987年6月 師匠馬楽死去。
1989年 国立演芸場若手花形演芸大賞受賞。
1991年9月 七代目蝶花楼馬楽襲名。
今年2月の恒例の国立演芸場の鹿芝居「辰巳の辻占」には、私は行きませんでしたが、名前が出ています・・・。
師匠の先代の六代目は、五代目柳家小さん師匠の兄弟弟子で、いかにも明治生まれの生粋の寄席芸人という雰囲気でした。
五代目馬楽は、彦六の八代目林家正蔵師匠です。
決して派手ではありませんでしたが、明治ゃ大正時代の師匠方の風情を受け継いだ師匠でした。
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