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2019年4月 1日 (月)

千早亭永久「三味線栗毛」

2013年9月の千早亭落語会では「三味線栗毛」。
前回(2013年3月)にネタ出ししていましたが、3月4日に父が急逝したために、休演させていただきましたので。
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千早地域文化創造館との共催ということで、「千早亭落語会」も認知されて来た頃です。
勿論、師匠がいらっしゃるからにほかなりませんが。
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出演者も8名で、それぞれがまだ噺もさほど長くないものが多かったので、ちょうど良いサイズの落語会だったと思います。
レベルはともかく。
また、落語の基本に忠実な頃でもあり。
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この噺も、あまり多くの噺家さんがやっている訳ではありません。
古今亭菊之丞さんぐらい。
柳家喬太郎さんが「錦木検校」という演目でやっているぐらい?
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師匠のブログでの、私の講評。
永久(とわ)[三味線栗毛]
   酒井抱一の逸話から出来上がった噺。格調高く口演。
   クスグリも時代に無理なく、噺に厚みを与えている。

・・・大変ありがたいコメントです。
やはり、師匠が常々仰っている、「格調の高さ」「時代に無理のないくすぐり」というのは、本当に落語に欠かせない要素だと思います。
いたずらに、受けだけを狙ったり、自己満足で終わったりで、格調もなければ、不自然なくすぐりばかりの人も多くいますが、私はどうも相容れない。
師匠のこのコメントは、まさに「金言」でした。
そう言えば、先月の千早亭の稽古でも、師匠は同じ内容のことを仰っていました。

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