米朝会談
落語の米朝は国の宝でしたが、こちらの米朝は・・・。
落語的には、大統領は「穴泥」に登場する(店に出入りする)鳶頭の熊さんで、委員長は
「幇間腹」に登場する若旦那に見えて仕方ありません。
こりゃあ、進む話もなかなか進まないでしょう。
鳶頭の熊さんは、"向こう見ずの熊"と呼ばれて身体中彫り物だらけでいかにも強そうですが・・・実はとても臆病で、虚勢を張ってばかり。
若旦那は、幇間の一八の腹に針を刺したまま逃げてしまう。
この二人が拙速に・・・と心配しましたが、"上手く決裂"して大事に至らなくて良かった。
これで、中途半端に動きでもしたら、この後起こるであろうことの方が恐ろしい。
「米朝会談」ではなくて「米朝怪談」になって、地獄の亡者が戯れてしまう・・・のは「米朝怪談」・・・じゃおんなじで、もう訳が分からない。。