両国寄席
午後から外出して、夕方両国へ。
圓楽一門会の「両国寄席」に師匠がご出演されるので。
開場時刻の5分前に「お江戸両国亭」に着くと、既に10人ぐらい並んでいました。
開場して中に入り、木戸銭を払って会場へ。
やはり、客席の中に大きな柱があるのは変わりませんね。
両国亭に来るのは何年ぶりでしょうか。
基本的には昔と変わっていませんが、寄席の雰囲気は出て来た感じです。
定刻のちょっと前に前座さんが上がりました。
◇「寿限無」 三遊亭じゅうべえ
青い目の噺家さん。
好楽師匠10番目のお弟子さんでスウェーデン人だそうです。
身体も大きく、元気一杯の寿限無でした。
◇「ん回し」 三遊亭鳳月
「ほうづき」さんと読むそうです。
鳳楽師匠のお弟子さん。
工業高校土木学科の卒業だそうです。
なかなか雰囲気がありますが、髪型がちょっと違和感あり。
片方の髪が長く膨らんで、いまにも堕ちて来そうな。
噺家さんの髪型は、基本的には短い方が良いと思います。
鳳楽師匠も、後ろを刈り上げずにやや長めですが。
◇「王子の狐」 三遊亭遊史郎
独特の語り口調ですね。
語る、喋るというよりは、流暢に読むタイプみたいです。
清潔感のある噺家さんでした。
◇「売り声」 立川志遊
ベテランですが、師匠はあの談志師匠です。
今日はマクラの部分だけでした。
◇「しの字嫌い」 三遊亭好太郎
確か、好楽師匠の一番弟子だったはずで、評価の高い噺家さんだったはず。
後で調べたら、二つ目の時に一度廃業したことがあるようです。
◇「洒落番頭」 三遊亭圓窓
師匠が、マクラで駄洒落のことを仰ったので、「鼓ヶ滝」かと思いましたが、今日は「洒落番頭」でした。
釈台を置いて、丸椅子に腰かけて。
さすがに大看板、高座に出ただけで、何とも言えない緊張感というか、高揚感みたいなものが、客席に広がりました。
日曜日なので、師匠の中入りで、帰宅することにしました。
竜楽さん、申し訳ありません。
明日も仕事がありますので。
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