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2019年3月 1日 (金)

11年前の今日

今から11年前の3月1日は土曜日でした。
私の落語徘徊の大きな一里塚の日になりました。
この日、私は大きなボストンバッグを肩に掛けて、JR大塚駅に降り立ちました。
そして、駅で待ち合わせをした人たちと向かったのは、東京都立文京高校でした。
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実は、この前年の12月にとても悲しいことが起こっていました。
我が落研創部のリーダー(初代部長)のOさん(初代麻雀亭駄楽師匠)が、外出先から帰宅された直後に急逝されてしまいました。
私は、この2週間前に、とある落語会で駄楽師匠と一緒になり、その後2人だけで盃を重ねました。
この1年前ぐらいから、OBの先輩方との交流が始まっていました。
この時、落語が好き、落語が演りたい2人は、「駄楽乱志二人会」をやろうじゃないかと約束して別れました。
駄楽師匠は、大手企業の役員にまで登りつめただけでなく、落語だけでなく多趣味な方だったようで、母校の文京高校で、同窓の方々と「笑涯学習」と称して楽しんでいらっしゃったそうです。

このメンバーの中心にいらっしゃったのが、文京高校OBの三遊亭圓窓師匠でした。

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そこで、Oさん(駄楽師匠)を偲ぶ会をやろうじゃないかという話になり、落研OBの先輩にお声がかかりました。
同時に、せっかく落研のOBが参加してくれるんだから、一席演って欲しい、とのリククエストも。
そのお鉢が、落語が演りたかった私に回って来たという訳です。
文京高校の教室で、学生時代に覚えた「子ほめ」をやりました。
11年前の今日
聴いてくださった師匠からは、(ヨイショが大部分ですが)大変お褒めの言葉を頂戴しました。
あたしは今、落語の授業で小学生に落語を教えるだけでなく、社会人のグループも指導しているんだが、一緒に落語をやらないかい。
思いがけなくも、師匠から誘っていただいて大喜びで仲間入りしたのが「落語っ子連」でした。
そう、現在の「深川三流亭」に繋がっています。
今日は、駄楽師匠のご縁で、初めて師匠の前で落語を演らせていただいた日です。

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