お辞儀はんこ
社会人には、仕事のやり方だけでなく、礼儀やマナーなどというものも必要です。
ところが、中には必要性に疑問を感じるようなものもあります。
例えば、「お辞儀ハンコ」。
そういう名前だとは知りませんでしたが。
「お辞儀ハンコ」というのは、稟議書など社内で複数人の承認が必要な書類に押印する際、「部下が上司にお辞儀をしている」ように「左斜めに傾けて」ハンコを押すという、金融業界など一部で重んじられているビジネスマナーです。
こんな例があるそうです。
「朝の4時半頃、請求書の判子がお辞儀していないのは失礼だ」と、カンカンに怒った電話がかかってきて、請求書の再作成をさせられたと。
これがツイートされて、驚嘆と呆れの声が多く寄せられたそうです。
「都市伝説かと思っていました」
「ほんまアホな習慣やな」
「部族の掟(社内ルール)を外部にもちだすなよ」・・・。
私の経験から言えば、確かに、印鑑はほんの少し左側に傾けて(右肩上がりに)押すのが無難だとは言われたことがありますが、そんなにエキセントリックなものではありませんでした。
勿論、逆さまだったり、横になったりは注意されましたが。
へぇ、「お辞儀はんこ」って言うんですか。