現代版「ぜんざい公社」?
新作落語の名作に「ぜんざい公社」という、お役所仕事を風刺した噺があります。
長崎県総務文書課は、県庁内の部署から別の部署や議員執務室など同じ県庁内に、2016〜2018年度に、把握しているだけで計32件が郵便局を通じ送られていたと発表。
これとは別に、長崎県庁の部署から議員執務室に宅配便が届く例もあった。
長崎県庁全体でどれくらいこうした行為があるのかは把握できていない。
送料がかかっており、県総務文書課は「無駄なお金を使っている」とし、各部署の担当者を集めた研修会で指導する。
ある県議は、本年度、庁内の部署から、議員執務室に長崎県関係資料が詰め込まれた宅配便が届けられた。
「堂々と届いてきた時はびっくりし、(県側に)抗議した」と振り返り、送料について「たかだかと思っているかもしれないが、ちりも積もれば山となる」と公金意識の改善に注文。
・・・それにしても、バカじゃないかと思います。
そうそう、「百年目」でこんなシーンがあります。
番頭が、店の手代や小僧などの奉公人に小言を言う場面です。
手紙を出さずに手元に置いてあるのは、小僧の手が空かないという言い訳に、「お前が小僧を使うなんていう立場ではない。自分で出しに行け」と嗜めます。
そんなの常識でしょう。