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2019年2月22日 (金)

笑福亭松之助師匠の訃報

上方落語の最長老の訃報です。
笑福亭松之助師匠の訃報
とぼけた味わいや明石家さんまさんの師匠としても有名な「笑福亭松之助」師匠がお亡くなりになりました。
享年93歳。
神戸市生まれ。
1948年に五代目笑福亭松鶴に入門、二代目松之助を名乗る。
松鶴がすぐに他界したこともあって、演劇の分野にも進出。
宝塚新芸座や吉本新喜劇で喜劇役者として舞台を踏んだほか、明石光司のペンネームで脚本や新作落語なども創作。
一番弟子のさんまさんが落語家よりもタレントに向いていることを見抜き、活動しやすいよう、「笑福亭」の亭号を返上させる代わりに、自分の本名から「明石家」の亭号を授けたんだそうです。
落語の得意ネタは「三十石」「らくだ」「野崎詣り」。
俳優としてはNHK連続テレビ小説「まんてん」「わかば」や映画「学校の怪談4」「パッチギ!」などに出演。

90代を迎えてからも、半生をつづった「草や木のように生きられたら」を出版するなど、お元気だったようですが。

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