上野大仏みたい
東京メトロも色々考えますね。
ちょっと風変わりな自動販売機が東京メトロの溜池山王駅に設置されたそうです。
「THE VENDING TRAIN」と名付けられた、サントリーコーヒー「BOSS」を販売するその自動販売機。
その一部に使われているのは、ほんの数年前まで東京メトロ銀座線を走っていた電車。
1984年1月1日、戦前から走るものもあった営団地下鉄銀座線の旧型車両を置き換えるために登場した01系電車。
半蔵門線用の8000系電車までの実績に加えて新しい技術を導入した、銀色に光るアルミ合金製の車両は、それまでの黄(黄橙)色1色の車両とは違う軽快な印象を利用者にもたらしました。
1993年に旧型車両の置き換えを完了し、開業当時から使用されてきた打子式ATSから車上信号式のCS-ATC方式に信号方式が変更されてからは、所要時間の短縮も実現しています。
東京メトロとサントリーコーヒー「BOSS」は、引退した銀座線01系を使用して制作した自動販売機「THE VENDING TRAIN」を、2月22日より銀座線溜池山王駅に設置。
「THE VENDING TRAIN」は、この01系の先頭車両をイメージしたインパクトのある外観で、商品購入時に点灯する車両を模した疑似フロントライト、東京メトロ現役車掌の声で様々なフレーズを話す「ボイス機能」も搭載。
車両が「THE VENDING TRAIN」として生まれ変わるまでの物語をスペシャル動画「働くって、いいもんだ。THE VENDING TRAIN」として、特設ウェブサイトや東京メトロの駅構内、車内ビジョンで公開。
設置場所は11番、12番出口中央付近で、台数は1台。
設置場所付近にはグラフィック広告も掲載する。
これは上野大仏。
・・・顔だけ残っているのは、まるで上野公園の「上野大仏」みたいです。