あなた方の任務は?
データを改竄したり、ルール破りの調査をしたり、親父の恫喝に屈して資料を渡してしまったり・・・。
最近の役所や団体や公務員の失態・無神経・無責任には、目を覆うばかりですが、また・・・。
大阪府内で「はしか」の感染が相次いでいるそうです。
「はしか」・・・幼い頃、一番耳にした病気です。
最近は、ほとんどなくなったと思っていましたが、また流行し始めているようです。
「はしか」は、発熱や全身に発疹が出るウイルス性の感染症で、特効薬がないため重症化すると死亡することもあるほか、妊婦が感染すると流産や早産のおそれもあります。
そんな中で、先月、患者が出た大阪の箕面市の病院が、情報を公表しようとした際に、大阪府の保健所が公表しないよう伝えていたそうです。
大阪府内では今年に入ってから「はしか」の患者が急増していて、今月3日までのおよそ1か月間に報告された患者の数は、38人と、すでに去年1年間の2倍を超えているそうです。
箕面市立病院が先月下旬、2人の患者が出た時点で詳しい状況を公表し注意を呼びかけようとしたところ、大阪府の池田保健所から「患者が不特定多数の人に接触している状況ではない」などとして、公表しないよう伝えられたという・・・。
ただ病院側は、広く注意を呼びかける必要があると判断し、周辺の医療関係者に伝えた。
池田保健所は「ほかの医療機関に与える影響などを考慮して公表は感染のおそれが不特定多数になってからにしたいと考えた。ただ、保健所には情報の公表や非公表を指示する権限はなく、公表を拒否したつもりはない」と説明。
言うまでもなく、「速やかに情報公開する必要がある」と思います。
専門家は、「はしかは感染力が強いため速やかに情報公開する必要がある」
「感染症は、まだ感染していない人にできるだけ早く注意を呼びかける必要がある。また、医療機関にも状況を早く伝えないといけない。どのような状況ならどの程度の情報を公表するのか事前のルール作りが大切だ」と。
・・・そうですよね。
自己保身の屁理屈ばかり言わないで、ちゃんと仕事しろよと。