« 東京かわら版 | トップページ | お江戸あおば亭チラシ変遷 »

2019年2月28日 (木)

「元犬」のイラスト

このイラスト・・・、ちょっと引いてしまいましたが。
「元犬」でいいんでしょうか?
ただ、ほとんどが人間になっていますが、白くないのが・・?
まぁ、絵のことを言うのが趣旨ではありませんから。
「元犬」のイラスト
この噺も、女性や若い人に人気がありますね。
動物が出て来るので、親しみやすいのでしょう。
私は・・・、気味が悪いと思いますが。
「白犬は人間に近く、信心すれば来世には人間に生まれ変われる」。
hh
近くに住む(人間の)ご隠居からそんな話を聞き、一念発起して蔵前神社にお百度を踏みに来た白い犬。
hh
「できれば、今生のうちに人間になりたいと思います」
hh満願の日、一心不乱に祈っているとにわかに毛が抜け、あっという間に人間の姿になった。
大喜びした犬は、たまたま通りかかった件の隠居に事情を話し、「ただ四郎」という名前を付けてもらって仕事の世話をしてもらう。
奉公をすることになった彼だが、つい犬の習性が出て失敗ばかり。
「焙炉(ほいろ)を火にかけてくれ」と言われ、「吼えろ」と聞きちがえて「ワンワン!」。
hh
そのうち、女中のお元さんに用事ができ、旦那が「お元はいぬか?」と声をあげるとただ四郎が勘違いして
「元は犬でございましたが、今朝がた人間になりました」。

・・・やや分かりづらいのは、「焙炉」と「吠えろ」・・は、「焙炉」があまりお馴染みではないこと。
それから、「もと」というのは固有名詞なので、「おきよ」では成り立たないというのは・・・?

« 東京かわら版 | トップページ | お江戸あおば亭チラシ変遷 »

落語・噺・ネタ」カテゴリの記事