柴又帝釈天
大にぎわいの参道には、成人式を終えたばかりの晴れ着姿のお嬢さんも歩いています。
「柴又帝釈天」は、日蓮宗の寺院の通称。
正式名称は経栄山題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)。
旧本山は大本山中山法華経寺。
「帝釈天」とは本来の意味では仏教の守護神である天部の一つを指しますが、題経寺の略称として用られている。
参道の両側には名物の草だんごや塩せんべいを売る店、老舗の川魚料理店などが軒を連ねている。
参道の突き当たりに二天門が建ち、正面に帝釈堂、右に祖師堂(旧本堂)、その右手前に釈迦堂(開山堂)、本堂裏手に大客殿などが建つ。
境内はさほど広くなく、建物は大部分が明治以降の建築である。
二天門、帝釈堂などは彩色を施さない素木造のため一見地味に見えるが、細部には精巧な装飾彫刻が施されている。
二天門のあたりから、帝釈堂にお参りする人たちの長蛇の列が出来ていました。
並ぶのが嫌いな私ですから、列には並びませんでした。
おみくじにも列が出来ていました。
それでも、箱に入って何種類かのおみくじが置いてあったので、「扇子おみくじ」を引きました。