「ビリ」と「ドベ」
確か、永六輔さんの作詞だったはずですが、「幼ななじみ」という歌がありました。
♪幼なじみの思い出は 青いレモンの味がする・・♪って。
その中に、♪小学校の運動会 君は一等 僕はビり♪というフレーズがあります。
「ビり」とは、この場合は最下位・最後尾という意味です。
全国的には、「ビり」か「ドベ」ということが多いようです。
東は「ビリ」、西は「ドベ」という通説はやはり正しかったようです。
境界線は、東海道側では愛知と静岡、中山道側では山梨と長野の間あたりということになるのでしょうか。
よく東西で地域差が存在するものの境界は、概ね愛知〜岐阜あたりが多いようですが、これも同様です。
ただし、いくらか東側に寄っているかもしれません。
私は、「ビり」とか「ビリッケツ」って言っていました。
「ドベ」にはやはり違和感があります。
そもそも「ビり」の語源は?
古く江戸時代の歌舞伎にも見られ、「最下位」の意味のほか、「尻」から「男女の情交」を意味するようになり、「男女の情交」から「女性の陰部」の意味で用いられ、転じて遊女や女郎の意味や遊女などをののしる語としても用いられている。
これら全て「尻」が基点になっているため、ビリの「尻」転訛説は有力と考えられる。
・・・よくわかりませんが、要は「尻」ということらしい。
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