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2019年1月31日 (木)

地元は食べない?

お正月の中学校の同級会で、私が「あの頃、”富士宮焼きそば”なんてあった?」と聞くと、富士宮市内の高校に通っていた同級生たちは、「焼きそば屋さんはたくさんあって、蒸し麺と油かすを使って、仕上げに削り粉をふりかける焼きそばだったよ」と。
・・・そうか、あの頃も既にあったのか。
最近の「B級グルメ」をはじめ、各地に名物と言われる食べ物がたくさんあります。
全国区の知名度があるご当地メシは、地元民にとってソウルフードであり、日常食として毎日のように摂取している――。
よそ者はそんな幻想を抱きがちだ。
ところが地元の人に話を聞くと「めったなことでは食べない」という話をしばしば耳にする。
2ちゃんねるのスレッド「地元民はわざわざ食わねえよっていう名物」に触発されたネットユーザーが、地元の「実は食べないご当地メシ」をこぞって投稿。

挙がったものをまとめたのが下の地図だそうです。

地元は食べない?
有名なご当地料理なのに地元民が食べない――。
その理由を整理すると、だいたい(1)〜(5)のいずれかに当てはまるのではないか。
(1)値段が高くてめったに食べない。
(2)局地的に流行っているが自分の住む地域は食べない。
(3)お土産または観光用という位置付けで日常食ではない。
(4)実は地元民はあんまり好きじゃなかったりする。
(5)ご当地メシブームで脚光を浴びたが一般には浸透していない。
・・静岡県のものも挙がっていて、「桜エビ」「黒いおでん」「富士宮焼きそば」でした。
確かに上の5つのどこかに該当する気がします。
そうそう、宮城県の「牛たん」もそうですね。
学生時代、ほとんど見ることもなく、食べることもありませんでした。
「薄皮饅頭」「草加せんべい」「雷おこし」「東京ばな奈」「鳩サブレー」「赤福」なんていうのは、お土産では有名ですが、地元で食べられていないというのは納得出来ます。

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