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2019年1月14日 (月)

印旛沼の鳥

昨日、愛車でふらりと出掛けた印旛沼。
千葉県北西部、印西市、佐倉市、成田市、印旛郡栄町、八千代市にまたがる利根川水系の大きな湖沼です。
利根川の周りには、印旛沼、手賀沼、牛久沼などの大きな沼があります。
印旛沼
とにかく、何も考えずに利根川沿いを走っていて、突然カーナビを「印旛沼」とセットしたら、誘導してくれました。
ところが、ひたすら田んぼが広がって広々とはしていますが、道路は車1台しか通れないような狭い道の連続でした。
「このまま行き止まりになってしまうのでは?」「対向車が来たらどうしよう?」と心配しながら、それでもひたすらカーナビを信じて、何とか沼岸に辿り着くことが出来ました。
そこには「吉高揚排水機場」がありました。
印旛沼
何組か、バードウォッチングをしている人もいました。
後で調べて分かったことですが、北印旛沼のおすすめの観察時期は冬なんだそうです。
多くの冬鳥がやってきて沼周辺がにぎやかになるそうです。
それで、おすすめ観察場所が、この北印旛西端の吉高揚排水機場付近なんだそうです。
そして、この排水機場前の船着き場に、有名な籠脱けのモモイロペリカンが高確率でいるので、一見の価値ありということでした。
ペリカンがいるなんて!と驚きました。
「モモイロペリカン」は、ペリカン目ペリカン科。
大きさは140~175cmで、 アフリカ、ヨーロッパ南東部、東南アジアなどに分布している

印旛沼
桃色がかった大きな体に大きなくちばしが特徴。
沖縄の離島などに迷鳥として飛来した記録があるそうです。
印旛沼や各地で生息しているのは、飼育されていた個体が逃げ出したもので、籠脱け(かごぬけ)といわれているんだとか。
この印旛沼の個体は、「カンタ君」と呼ばれ、長年漁師さんの船で暮していて、地元やバーダーに親しまれている"有名人"のようです。
全く知らずに、ビギナーズラックでカンタ君に会えたという訳です。
これは、新年早々運が良いと言えるのでしょうか?
そう思っていようと思います。

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