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2019年1月17日 (木)

実に瑣末な話

昨夜、少し遅く大阪に着いたので、新大阪駅からタクシーを使うことにしました。
粋?野暮?
新大阪駅からホテルのある場所まで、新御堂筋から御堂筋に入って、今橋を左折して・・・。
だいたい、タクシー料金は2000円前後です。
昨夜は、1960円でした。
私は、2000円(1000円札2枚)を運転手さんに渡しました。
すると、運転手さんは「ありがとうございます」と言いながら、領収書とお釣りをくれました。
見ると、お釣りは50円玉1枚でした。
「運転手さん、10円多いよ」と言うのが正しい対応なんでしょうね。
しかし、私は、黙ってそのまま受け取って下車しました。
勿論、運転手さんも「10円返せ」とは言いませんでした。
さぁ、売り上げの勘定は10円合わなくなります。
きっと、運転手さんが補填するんでしょう。
売り上げに個人のお金で補填することは、恐らくルール違反だと思います。
そのまま杓子定規な解釈をすれば、私は不当利得(不法行為)、運転手さんはルール違反になるんでしょう。
運転手さんの心は、「釣り銭を細かく出すのは面倒臭い」「お客さんへのサービス」・・・?
私は、運転手さんの心を忖度して、「10円多いよ」とは言わない。
軽視する訳ではありませんが、10円が欲しい訳ではない。
この心の中でのやり取りが、大袈裟ですが人情なんだろうと。
私は、あの10円は、車内での楽しい(私はそう思う)お喋りの対価だと思う。(タクシーで、運転手さんと色々話すことが多いので。)
だから、あの50円のうち40円は釣り銭で、10円は木戸銭だと。
・・・まぁ、実にどうでもよい話です。

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