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2019年1月24日 (木)

デザインとは?

ちょっと興味深い(面白い)話題です。
東京都内の美術大学5校が参加する展覧会のポスターデザインをめぐり、SNS上で賛否両論を呼んでいるそうです。
見る人の意見が真っ二つに分かれる独特なデザイン。
女子美術大、東京造形大、日大芸術学部、武蔵野美術大、多摩美術大が共同開催する「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」。
今年で42回目の伝統ある展覧会で、毎年約6万人以上が訪れるそうです。 
    デザインとは?
SNSで議論となっているのは、展覧会のポスターやダイレクトメール、冊子に使われたデザインだ。
広報物は開催校が持ち回りで担当し、今年は多摩美大が制作。
フリーハンドでさっと描いたような中心の円に参加大学・学科が書かれており、脱力感いっぱいの仕上がり。
背景の斜線や罫線も手書き風だ。
昨年はピンクと青のグラデーションを基調とした落ち着いたデザインだけに、「異様さ」が際立つ。
    デザインとは?
ツイッターでは、「手抜きすぎる」「アートやデザイン、美大という『権威』に対る強烈な皮肉ともとれる」と賛否を呼び、そのほか、「デザインとは何かを考えさせられる」「良かったのか悪かったのか判断が難しいとこ ろだけれど、結果的に話題になったからデザインした人の勝ちかな」といった意見もある。
製作者は多摩美大教授。
教授は、広告会社でデザイナーとして活躍し、その後フリーに。
15年から多摩美大グラフィックデザイン学科で教鞭を執る。
キユーピー「キユーピーハーフ」やキリン「淡麗グリーンラベル」の広告デザインで知られる。
担当者からは、「教授はデザイナーとして、既成の概念にとらわれないグラフィックの表現を続けてきました。若い美術家たちの展覧会である五美大展に対しても同様です」という説明があった。

・・・素人からすると、「美術」とか「展覧会」と言うイメージからは、やや違和感があるのは否めない気がします。
ただし、芸術(アート)の世界は、失礼な言い方ですが、何でもありだと思うし、奇をてらったようなものもあります。
私のような者には到底分からない、ピカソの絵もあるんですから。
ところで、これはポスターですから、人の目に止まるということと、情報が正確に伝わるかということが最優先されるとすれば、条件は満たしているのかもしれません。
ただ、確かに、手抜き感と奇をてらった感はあるかもしれません。
さて、わが「深川三流亭」のチラシは、素人が、やっつけ仕事で、手抜きで作っていますから、既成の概念の塊になっています。
江戸、下町を強調したいので、ここのところ浮世絵を使っています。
よく言えば、キープコンセプト、悪く言えばワンパターンのパクリ。
これは昨年のもの。
    デザインとは?
これが今年のもの。
   デザインとは?
・・・デザインはともかく、1月26日(土)午後2時開演です。
是非お出かけください。

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