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2019年1月10日 (木)

一龍斎貞鳳先生

あぁ、懐かしい名前だなぁと。
一龍斎貞鳳先生
テレビ草創期の人気番組「お笑い三人組」に出演した講談師、一龍斎貞鳳先生(元参院議員今泉正二氏)が、2016年12月27日、死去していたことがわかったそうです。
享年90歳。
三回忌を済ませたのを機に、遺族が明らかにした。
家にテレビが来た時、昭和30年の半ば、物心ついた私の記憶に残っているのは、「ジェスチャー」の「柳家金語楼」師匠。「ポンポン大将」の「桂小金治」さん。
そして、「お笑い三人組」の「一龍斎貞鳳」「江戸家猫八」「三遊亭(小)金馬」さんでした。
図らずも、演芸家(芸人)さんたちが大活躍でした。
「お笑い三人組」の細かなストーリーは覚えていませんが、貞鳳先生が一番目立っていた気がします。
もうずっと前に演芸の世界から離れられていたので、名前を聞くこともありませんでした。
・・・お亡くなりになったんですね。
1938年、五代目一龍斎貞丈に入門。
54年に真打に昇進。
甘いマスクと達者な話術で、戦後は「今泉良夫」の芸名でテレビ・ラジオの司会者、タレントとしても活躍した。
56~66年に放送されたNHKのコメディー番組「お笑い三人組」では、四代目三遊亭金馬さん(当時・小金馬)、三代目江戸家猫八さんとのトリオで国民的な人気者になった。

昭和の思い出がまた一つ消えて行きます。
ところで、NHKのニュースで、貞鳳先生のことを「一龍斎さん」と言っていました。
う~ん、確かに分かりますがね。
例えば、歌丸師匠の場合は「桂さん」、圓生師匠なら「三遊亭さん」って、言ったんでしょうか?
これは「歌丸さん」「圓生さん」でしょう。
だから、「貞鳳さん」でいいんですよ。

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