一陽来復
「一陽来復」、「笑門来福」ではありません。
今日は二十四節気の「冬至」。
一年で昼が最も短い日です。
古来より冬至は太陽の力が一番弱まる日だと言われますが、この日を境に再び太陽の力が甦ってくるので、“陰が極まり再び陽にかえる日”という意味で「一陽来復」と呼ばれます。
「ここから運が向いてくる」という意味の日なんですね。
そこで冬至には、人々は「運盛り」といって、「ん」がつくものを食べて縁起を担ぎました。
「南瓜(かぼちゃ=なんきん)」を食べるのもその一つ。
また、南瓜にはその漢字から「陰(北)から陽(南)へ向かう」という意味もあるんだそうです。
長期保存の効く南瓜は栄養豊富なので、保存しておいて冬に栄養を摂るのは理にかなったものだともいえます。
他にも冬至に食べる「小豆粥」は、小豆の赤色が邪気を祓うと
考えられていだそうです。
平成最後の冬至ですね。
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