新語・流行語大賞
まぁ、予想通り、つまらない言葉の玩びになりました。
30がノミネートされたものから、トップテンと大賞が選ばれたようですが・・・。
「そだねー」だそだねー。
バカバカしくって洒落にもなりません。
それでも、一番罪がなくて良いかもしれません。
ノミネートの30の中で、そもそも知らないものも多かったし。
そんな中で痛快なのは、やはりあのオジサンでした。
「スーパーボランティア」の流行語大賞受賞を辞退。
「本人が『スーパーボランティア』なんて全然思っていない。当たり前のことをしただけ」と説明していたそうです。
それに比べて、他の言葉の薄っぺらなこと。
随分前ですが、立川志の輔さんのCDを聴くと、何かの噺のマクラでこの流行語のことを話題にしていました。
「ハマの大魔神」「凡人・軍人・変人」「だっちゅうの」が選ばれた1998年のことを言っていました。
志の輔さん個人は、この3つではなく、大賞は「バイアグラ」だと。
しかし、これは絶対に受賞しない。
なぜなら、表彰式に誰が出て来るの?
普段使って効果のあった人?製薬会社?・・・、誰も出て来ないでしょう。
・・・至言ですよ。
表彰になどするから、大賞に出来ないものが出てしまう。
今年だって、例えば、「奈良判定」。
誰のことかははっきりしていますが、本人が言った訳でもないし、疑惑を向けられた本人が、ノコノコ出て来るはずがありません。
だから、相撲の三賞のように「該当なし」でも良いのにと思います。
それにしても、歴代を見ましたが、碌なものはありませんでした。
そのうちに、「今年の漢字」ってのも出て来ますが、推して知るべしなんでしょう。
« 恋し家古狂師匠の思い出 | トップページ | 山手線新駅の名称 »
「テレビ・ラジオ・新聞・雑誌」カテゴリの記事
- 【朗報】九代目春風亭柳枝誕生!(2020.07.06)
- 東京かわら版(2020.06.29)
- 今日で閉店(2020.06.26)
- バカじゃない?(2020.06.25)
- クラスター(2020.06.24)