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2018年12月21日 (金)

サクラエビ不漁の原因?

「風が吹けば桶屋が儲かる」なんてぇことを言います。
  1.大風で土ぼこりが立つ
  2.土ぼこりが目に入って、盲人が増える
  3.盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
  4.三味線に使う猫皮が必要になり、ネコが殺される
  5.ネコが減ればネズミが増える
  6.ネズミは桶をかじる
  7.桶の需要が増え桶屋が儲かる
   ・・・という7段論法?
今、駿河湾では、名産のシラスやサクラエビが記録的な不漁に悩まされています。
hh
その原因は、果たして何なのか?
静岡県は富士川流域の水の濁りの調査に乗り出すそうです。
サクラエビの主産卵場とされる富士川河口部で水の濁りを指摘する声が出ているため、川を遡って濁りの原因を突き止める。
また、上流域での生態系の変化がサクラエビの不漁に直接的に影響しているかも見極める

調査は、静岡県水産技術研究所(焼津市)の研究員や山梨県側の関係者が参加する。
川から水を採取し、濁度計を使用して調べる予定。
県境をまたいだ調査を県が行うのは異例。

サクラエビ不漁の原因?
関係者によると、富士川の支流の早川(山梨県)上流部には、台風などで堆砂が進んだ雨畑ダムのダム湖があり、そこから流れ出る水が下流域の汚濁の原因の一つとみられるという。
早川流域には採石場などが複数あり、元々の土質がもろく、濁りやすいとの指摘もある。

えっ?
上の写真は、富士川(右)と支流の早川(左)が合流する場所で、左上の橋は「みのぶ道(甲駿往還)」と言われる国道52号線に架る「新早川橋」。
この早川の上流に雨畑ダムがあり、それからさらに南アルプスに通じています。
確かに、早川の水は富士川の水に比べて白濁しています。
駿河湾のサクラエビに、この早川上流の雨畑ダムが影響を?
この地図は、私が最も見慣れている形です。
サクラエビ不漁の原因?
また、山梨県内の富士川中流域で取水した水を発電に利用している静岡市清水区の工場から駿河湾に注ぐ放水路から出ている排水が「黒く濁っている」との報告があり、県は併せて調査する。
サクラエビ不漁の原因?  
放水路付近の海には放水路から出されたとみられる砂が堆積し、由比港漁協は、付近の泥を採取。
民間の研究機関へ成分調査を依頼している。
ただ、専門家からは「サクラエビの不漁に富士川や工場放水路からの水の濁りが影
響しているかは不明」との声も出ている。

そうなんです。
富士川には、下流域の民間企業の工場に電気を送る発電所が複数あり、町内にある発電所には、中学生の頃に遠足で見学に行きました。
勿論、早川の水が原因だと決まった訳ではなく、これからの調査の結果待ちと言うことになりますが、身近な景色だけにとても気になります。
「鰍沢」の舞台になっている場所です。
hh
原因を探るのは必要ですが、それはそれとして、私は素朴に「獲り過ぎ」だと思います。
ウナギやマグロと同様、有限の資源の枯渇も無視した乱獲の一面はあると思いますが。

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