« 情けは人のためならず | トップページ | やはりおかしい »

2018年12月11日 (火)

十八番(おはこ)

「十八番(おはこ)」と言うのは、歌舞伎から出ている言葉で、「もっとも得意な芸や技」のことです。
だから、十八番というのは、1つか2つぐらいでしょう。 
_20181211_133126_2いつもめくりを書いてくださっている「H先生」が、「乱志さんの十八番の一覧を寄席文字で書いてあげるよ」と言ってくださいました。
図々しくも、持ちネタの中から、18題を選んでみました。
これを、番付のような一覧表のように書いてくださるということです。
それでは、その「金願亭乱志十八番」の18題をご披露しましょう。
  1. 花色木綿
  2. 笠と赤い風車
  3. ねずみ
  4. 浜野矩随
  5. 甲府い
  6. 文七元結
  7. 明烏
  8. 帯久
  9. 火事息子
 10. 花筏
 11. 佃祭
 12. 薮入り
 13. 二番煎じ
 14. 一人酒盛
 15. 抜け雀
 16. 鰍沢
 17. 試し酒
 18. 怪談牡丹燈籠

・・・ということで、要は「持ちネタ一覧」でした。
すると、「流三さんの十八番の一覧も書いてみようよ」ということになりました。
さらに図々しく、「それでは、乱志のと重複しないように」と挙げてみました。
以下が、「三流亭流三十八番一覧」の18題です。
    1. 三方一両損
    2. 三味線栗毛
    3. 千早振る
    
4. 鬼子母神 藪中の蕎麦
    5. 救いの腕

    
6. 三井の貸し傘
    7. 揺れるとき

    8. 五百羅漢
    9. 人情八百屋
   10. 不孝者
   11. おせつ徳三郎(刀屋)
   12. 厩火事
   13. 子別れ(子は鎹)
   14. 長短
   15. 短命
   16. 蒟蒻問答
   17. 猫怪談
   18. 子ほめ

・・・ということで。
色違いは、師匠が創作された噺です。
この中で、「今ここでやってみて」と言われたら・・・、何題出来るでしょうか?
「子ほめ」「花色木綿」「浜野矩随」「長短」「短命」「試し酒」「揺れるとき」・・・・ぐらいかなぁ。
一晩時間をいただければ、もう少しやれるでしょう。
とにかく、色々な方向や形で、様々な方々が励まし叱咤してくださっています。
頑張って、噺を覚えて、さらに上手くならなくてはと。

« 情けは人のためならず | トップページ | やはりおかしい »

落語・噺・ネタ」カテゴリの記事