蝶九さん
中入りを入れずに、蝶九さんが高座に上がりました。
演目は、もう十八番の一つとも言える「牛褒め」です。
先月は腰を痛めてしまって、稽古も休みがちでしたが、この噺は自信があるのでしょう。
この間の落語っ子連の稽古で、私が演読したのを聴いて、笑いながら「まだまだ、私の方が上ですね」と言われて、ハハァッーと平伏しましたから。(^^;
声が大きく出ているから、客席にもよく聞こえ、くすぐりもしっかり伝わっています。
仕草も、しっかり場面設定をしている跡が見えました。
この噺に、蝶九さんに限りませんが、女性の場合は、着物の帯を腰高に締めますので、懐に手拭いが入りません。
書いた紙を懐から出したり、紙入れを出したりする場面の工夫が要るかもしれません。
ご本人、何ヶ所もダメ出しをしていたようです。
こういうおうむ返しの台詞の多い噺は、漫才で言えば、ボケよりもツッコミの台詞がポイントになると思います。
与太郎の台詞は取り敢えず受けます。
しかし、さらにこれらの台詞にツッコミを入れるお父っつぁんや伯父さんの台詞によって、さらに爆笑にすることが出来るでしょう。
私も、それをやってみたい。
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