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2018年11月 1日 (木)

ここだっちゃ?

交通機関の発達で、日本がどんどん狭くなり、東京から日帰りできない県庁所在地はなくなりました。
札幌も、青森も、長崎も、那覇も・・・朝出掛けて、その日の夜に帰宅出来る。
本当に便利な世の中になりましたが、人間の知識とイメージは、まだまだ追いついていないようです。
JAグループの旅行会社「農協観光」、公式サイトで「平謝り」。
雑誌に出稿した広告で「誤植」が見つかったため?
広告は「こーんな鳥取知っ取る?」と銘打ち、団体旅行客を誘致する企画の一環で制作。
ところが、日本地図を掲載し、「ここだっちゃ!」の吹き出しとともに鳥取県の位置を示したつもりが、そこは島根県だった。
  ここだっちゃ
これは正しい表示です。
それはまぁ、旅行会社が・・・酷い。
両県民が腹を立てるのはごもっともです。
しかし、この2県は、銀行も山陰合同銀行、選挙区も合同選挙区(合区)があり、無責任な「まぁ、同じようなものじゃないの」なんていう暴論もないとは言えないでしょう。
それに、島根県と鳥取県、漢字を遠くで眺めると、よく似ています。
「島根」でなくて「鳥根」、「鳥取」でなくて「島取」・・・、ちょっと見には区別がつかない?
ところで、我が山梨県も含めて、山梨、高知、鳥取、島根、佐賀。
確か、人口の少ない県で、様々な項目のランキングで下位を争うライバル県です。
とは言え、実は、出雲の神様にご縁をいただいて、我が娘は、出雲出身の婿を選びました。
何度か、島根県にも行くようになって、親しみが湧いて来ていますが、昔は、どちらが左(西)で、どちらが右(東)か・・・なんて、一瞬考えたものでした。
多くの人の認識も、この2県に限らず、こんなものだと思います。
例えば、この南の岡山県と広島県も、馴染みのない人には分からなかったりしますよ。
栃木県と群馬県、岐阜県と長野県も、遠くの人には区別がつきづらいかもしれません。
県単位ではありませんが、半島になるともっと分からない。
下北半島と津軽半島、渥美半島と知多半島、薩摩半島と大隅半島は、どちらがどちらか・・・?
正直なところ自信がありません。
それに、私のことを言えば、大学に行くまで、東北地方の距離感が分からなかったので、福島と仙台と盛岡と青森は、それぞれ近いというイメージでした。
東京か遠く離れた辺鄙な東北では、福島・・・青森が近くにくちゃくちゃとまとまっている。
もっと恥ずかしい話をすれば、上野から特急に乗って行くと、郡山と福島がどちらが手前?
・・・そんなものでしょう。
ところで、鳥取や島根あたりでも、「だっちゃ」って言うんですね。
仙台も「だっちゃ」ですよ。
松本清張の「砂の器」でも、確か山陰地方と東北地方(秋田だったかな?)の方言がポイントになっていました。

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