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2018年11月29日 (木)

出前落語の準備

落語っ子連も、第二次がスタートして間もなく7年になります。
発表会「深川三流亭」も12回を数えるだけでなく、外部からの依頼による出前落語も片手に余るようになりました。
落語の上達には、勿論、稽古が一番大切ですが、やはり人前で演るのが百度の稽古にも 勝ると言われます。
しかし、人前で演るのにも、通りすがりの人に声をかけたり義理で知人に聴いてもらうよりも、落語を聴く意思のある人に聴いてもらうことが重要です。
一見の方や知人の方の評価は、「面白かった」「上手だね」「上達したね」に尽きるからです。
落語会は、アマチュアといえど単に「お稽古」の結果を発表する場ではなく、稽古を積んだ「芸」を鑑賞していただく場だと思います。
そのためには、我々がお客さまを呼ぶのでは限界があります。
「そや寄席」の会場
窓口さんの人脈から、市川市の公民館や自治会などが主催する講座やイベントは、決し て落語の通が多くいらっしゃる訳ではありませんが、少なくとも、ご自身の意思で申し込みをしてご来場くださる方です。
そういう柵のない方々に、我々は自分の芸で勝負する訳ですから、この手応えは大きいものがあります。
来年の3月2日(土)に、市川市曽谷公民館で「そや寄席」をやらせていただきます。
館長さんやスタッフの皆さんも一生懸命で、今回が三度目の出前になります。
第1回は、夏に「怪談」のテーマで3人でお邪魔しました。
前回は、2月に「節分」のテーマで全員でお邪魔しました。
そして今回は、「ひな祭り」がテーマになるのかも。
4人でお邪魔することになっています。
今回は、落語だけでは、別の企画もあるそうです。
「そや寄席」グラフィティ
メンバーにエントリーをお願いして、スケジュール調整をして、出演者を決めました。
こんな感じでやってみようと思います。
 (そや寄席)
  ◇ 開口一番   三流亭流三
  ◇「粗忽長屋」   三流亭千公
        中入り
  ◇「親子酒」    三流亭学津
  ◇「野ざらし」   三流亭百梅
   という。
「ひな祭り」と全く関係ありませんが、喜んでいただけるでしょう。
「そや寄席」グラフィティ
今回は、特に千公さんと百梅さんに、中入り前と主任(トリ)をお願いしました。
千公さんは「粗忽長屋」、百梅さんは「野ざらし」にチャレンジしていますので、是非とも真剣勝負の高座にかけて、完成させていただきたいと思います。
そうすれば、この噺が、2人の揺ぎない十八番になる。
私は、開演挨拶代わりのマクラと、前座噺をやらせてもらいます。
・・・膝も痛いし・・・

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