天災
「天災」の稽古は、まだまだこれから。
高座本を読んで、演読をして、中身をカットして・・・・。
カットしたり、順番を入れ替えたりした部分に違和感や不整合がないかチェックした段階。
稽古の時の演読を録音してあるので、言葉の強さ・高低・口調、それから全体のペースやリズムは認識出来ています。
後は、細かいイントネーションや言い方に気を配り、全体を仕上げて行くことになります。
それにしても、活字(=師匠の高座本)でなく、自分の言葉でと思っていますから、台詞の言い回しもかなり違って来ています。
イントネーションで指摘された部分は、どうしても思わず出てしまうことがあるので、別の言葉に変えたりすることも必要でしょう。
後半の演出によっては、聴き手の後味(=この噺の面白味)もかなり違って来ますから、そこのところをしっかり押さえたいものです。
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