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2018年10月 4日 (木)

ごひやく都々逸の編集

師匠から言われて作り始めた都々逸を「三流亭流三の(噺織込み)ごひやく都々逸」という名称編集してみました。
昨年の秋にも一度まとめましたが、かなりの数になったので、その後に作った作品?も加えて編集しなおしました。

都々逸というのは、7・7・7・5か、頭に五字冠をつけて5・7・7・7・5かの音数律で構成されますが、師匠から言われた「噺織込みごひやく都々逸」は、さらに高いハードルが設定されています。
1.落語(噺)を織込む(落語の演目をテーマにする)こと
2.律の最初の音を「ご・ひ・や・く」で始めること

師匠の「五百噺」に因んでのものです。
この2番目が難しいんです・・・。
世の中に、「ご」とか「や」のつく言葉など、そうあるものではありません。
とにかく、表現以前に、言葉を探すのに苦労します。
「芝浜」でやってみると・・・。
   (五字冠△△△△△)  芝の浜
   
○○○○○○     五十両入り(じゅうりょういり)
   
○○○○○○     拾った財布(ろったさいふ)
   
○○○○○○     やれそれ夢とは(れそれゆめとは)
   
○○○○        悔しくて(やしくて)  ということで。

こんな形で、少しずつ作った都々逸も、かなりの量になりました。
落語の演目(噺)の数で約160、作品数が約320、B5サイズで32ページになりました。
尤も、ほとんどが駄作・・で、まぁ粗製乱造、自己満足ってぇやつですなぁ。
しかし、内容だけでなく、数も500まではまだまだですが、それなりの重さはある気がします。
また、同じように昨年作った「三段なぞかけ」も、自分の作品をまとめてみようは思います。
ただし、和歌にも俳句にも詩にも、全く知識はありませんから、内容も確認して手直しをする必要もあるでしょう。
「流三50噺」「流三500都々逸」「流三1000なぞかけ」を目指しましょう。
50噺で「人間国宝(無形文化財)」、都々逸となぞかけで「ノーベル文学賞」を狙えるかもしれません。
ノーベル文学賞は、ボブディランが受賞したのに、最初のうちボブディラン(僕、要らん)なんて言ってましたね。
あ、無形ではなくて無計画、ノーベルではなくてスーベル(滑る)か・・・。

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