「天災」の稽古
次の噺の候補「天災」の高座本を読んでみました。
まだ演読ではなくて朗読レベルです。
師匠の高座本は、そのまま演ると、35~40分ぐらいになりますから、例によって適当にカットする必要があります。
事前にざっと読み通し、カットするところを決めてから。
今までの稽古方法を継続はするものの、基本に立ち返ってみようと思いました。
この噺は、導入部分(プロローグ)に続いて、2つの大きな山(場面)があります。
最初の山は、例によって仕込みの場面で、特にこの噺は理屈っぽくなります。
そして、2つ目の山は、付け焼き刃のとんちんかんで、笑いを取る場面。
これは、「短命」でも同じパターンでした。
・・・やってみると、いつものことながら、初読みから暫くは、長く感じます。
試しに、普段はしませんが、時間を計ったら、約25分弱。
演読で、これに仕草が入り、さらに感情移入をすると、25分強ぐらいでしょうか。
明後日の稽古で演読させてもらおうと思います。
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