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2018年9月30日 (日)

永久「短命」

突貫工事で高座にかけた「短命」。
永久「長短」
客席の学津さんが写真を撮ってくれました。
永久「長短」
散々の出来で疲れました。
永久「長短」
この3ヶ月は6回の高座を務めました。
   ◆7月28日    子別れ(深川三流亭)
   ◇8月26日     怪談牡丹燈籠(学士会落語会)
   ◇9月   1日  浜野矩随(牛久味わい亭)
   ◇9月16日     揺れるとき(OB落語会)
   ◇9月24日     長短(ふれあい快笑会)
   ◆9月29日     短命(千早亭落語会)

そのうち、ネタ下ろしは2つだけでした。
なかなか新ネタが増えない悩みと、持ちネタの練り上げの機会との兼ね合いが、実に微妙です。
そんな中で、「短命」は、ほとんど稽古らしい稽古も出来ず(せず)に本番を迎えました。
しかし、完全にサボっていた訳ではありません。
たしかに7割は怠慢ですが、3割は試みでした。
落語を覚える、語る・・・。
落語のあるべき、自分の落語のあるべき姿。
そのために考えること、やるべきこと。
新たに加える部分、きっぱりと切り捨てる部分。
そう言えば、落研の先輩の談亭志ん志師匠も、先日のOB落語会の時に、「最近は、稽古量が少なくなったよ」などと、何か壁のようなもの、葛藤の存在を語っておられました。
その気持ち、とてもよく分かります。
私もそうかもしれないですから。
お客さまから「良かった」「上手くなったと」という評価を頂戴する次元ではなくて、それは当たり前で、さらなる高みはないか、それは何か(どこか)を求めて実践する次元や領域なんでしょう。
それにしてもひどい出来でした。
言葉(単語)が出て来なかった場所も数々。
不完全な細かな感情表現や仕草。
ただし、この噺も楽しい。
「試し酒」「長短」と「短命」は、"脱(非)人情噺"として、大切な財産になりました。
不遜を言わせていただくと、覚えるのも楽ですから。

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