於家馬亜さん
今回の落語会の出演者で東大OBは、さん助師匠以外のお2人は、平成になってからの卒業で、若返りが進んでいます。
それに引き替え我が方は、3人のうちでは私が最年少という高齢化社会で日本の縮図。
我が方にも、期待の若手は片手に余るほどいるのですが、やはりローカルの辛さ・悲しさは否めません。
「おやまあ」さんには、高座に上がる前に、図々しくもとんでもないお願いをしました。
馬亜さんが終わって高座返しの時に、百円ショップで買ったLEDろうそく2本を、高座に立てて欲しいと・・・。
演目は「かぼちゃ屋」。
時間に余裕があるので、マクラでは売り声をたっぷり聴かせてもらいました。
馬亜さんも、とてもよく通る声で、優しい表情で語りますから、客席からも大きな笑い声が聞こえて来ます。
閉演後の懇親会には、フィアンセが参加してくれていました。
少し話の輪の中に入れていただくと、フィアンセもかなり落語に詳しいことが分かりました。
きっと馬亜さんが、優しく優しく教えてあげているんでしょう。
羨ましいものです。
思えば私も、新婚の時の一瞬、家で家内に落語(稽古)を聴いてもらったことがありました。
しかし、それ以後は、特に今は、「亭主元気で外がいい」を実践していますから、今日とて、学士会館で落語をやっているのは知らないはずです。
大きな鞄を持って出かけて、夜には足袋と襦袢を洗濯物で出しますから、落語をやって来たらしい・・ぐらいは分かるでしょう。
「そんな風になっちゃあいけないよ」と。
東大の落研では、高座名は原則自分で考えるそうです。
そして、その考えた名前にダメ出しされることもないそうです。
そう聞いて、「おやまぁ、そうですか」。
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