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2018年8月31日 (金)

働き方改革?

高齢化と雇用の流動化によるのでしょうか、落語家さんの数が増え、年齢が高くなってからの入門者も増えているようです。
落語芸術協会の、三遊亭小遊三便所でお尻を拭く会長が、落語協会の新真打披露宴に出 席した際のコメント。
小遊三師匠は、7月に他界した会長の桂歌丸師匠に代わり、6月から会長代行兼副会長として奮闘中ですから。
「(芸術協会)落語協会を見習って、前座になる条件に年齢・定員制限を設けることになりました」と宣言。
これまで資格や人数に関して規定はなかったが、今月開かれた理事会で前座に登録できるのは35歳以下の30人までと決定し、翌日から実施している。
一般的に前座から真打昇進まで約15年程度の修業が必要になるので、現役として十分に活動できる期間を考え、年齢を35歳に制限したということ。

・・・障壁をはずす傾向にある世の中で、やや逆行する部分にも見えますが、職人や芸能の世界は、やはり若い時から基礎を学ぶ"時間"は絶対に必要ですから、斯界のレベ ルを維持する上からも、致し方ないとは思います。
これで、私がプロの噺家になる道は完全に断たれてしまいました。
元々、そんな気持ちはありませんが。

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