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2018年8月31日 (金)

ムーンサルト

中学校に入学した時、当時の男の子の常に違わず、野球部に入りたいと思いました。
ところが、家族から反対されました。
理由は、野球部は練習がきついし、身体も小さく体力のない私には無理だから・・という。
思えば、親から反対されたのは、この時だけでした。
副担任で、野球部の指導をしている先生からは、「野球部へ入らないか。女の子にももてるぞ」と、今なら問題になるかもしれないような誘いの言葉でしたが、断念しました。
そして、入ったのが器械体操部でした。
体操部と言っても、長細いマットを敷いた上ででんぐり返しやバック転をやる程度のものでしたが。
当時の体操競技は、ローマから、東京、メキシコの各オリンピックで、小野喬、遠藤幸雄、加藤沢男などの各選手が大活躍をしていて、まさに「体操ニッポン」の黄金期・絶頂期でした。
そして、ミュンヘンオリンピック。
ムーンサルト(Moonsalto)という物凄い技が世間を驚かせました。
   ムーンサルトムーンサルト
1972年(昭和47年)のミュンヘンオリンピック団体の自由演技で、日本にエースの塚原選手が鉄棒の下り技として「後方かかえ込み二回宙返り一回ひねり下り」を始めて成功させました。
体操会場のアンコールが鳴り止まず、塚原は9.90の高得点を獲得して「神技」、「宇宙遊泳」などと讃えられました。
その後、国際体操連盟により新技「ツカハラ(Tsukahara)」として認められました。
そのほかにも、中山、山下、監物、笠松、森末、具志堅・・・・と、体操のメダリストに憧れたものでした。
内村選手や白井選手が生まれるずぅぅぅっと前のことです。
今や、その塚原、具志堅両氏は、日本体操協会の副会長です。
そんな体操界が、何となく騒がしくなって来ましたが・・・。
ところで、「ムーンサルト(Moonsalto)」というのは、和製の言葉のようです。
「Moon」は英語の「月」ですが、「salto」はドイツ語の「宙返り」。
だから、「月面宙返り」という日本語を英語とドイツ語でミックスしたんですね。
あぁ、それなら「ブルーシャトウ」っていう歌と同じパターンですね。

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