葉月の落語徘徊
8月も慌しいような、ボーッと過ぎ去るような。
今月も仕事で、月末は大阪で過ごしました。
暑かったり、台風が来たりで、身体はかなり消耗して疲れました。
今年も、田舎で盆を迎え、ご先祖様を偲びました。
また、命日には行けませんでしたが、「怪談牡丹燈籠」などを演ることもあって、三遊亭圓朝の墓参も済ませました。
没後118回目の命日でした。
今月のハイライトは何と言っても、「学士会落語会 納涼寄席」。
先月の「深川三流亭」の台風によるのに続いて、「学士会落語会 納涼寄席」は酷暑のために、想定していた半数強ほどのご来場に留まりました。
しかし、いずれも、落語のコアのファンが来てくださったので、とても手応えのある会になりました。
「怪談牡丹燈籠」も、概ね好評だったと勝手に思い込んでいます。
こういう機会を与えていただけるのは、本当に有難く思います。
この噺も、私の大切な大切な宝物になりました。
それから、落語っ子連のメンバー3人が出演した「edu落語会」も素晴らしかった。
ここでは、落語が好きな児童の姿がとても頼もしく思いました。
落語会は「東京落語会」。
古今亭寿輔師匠が印象に残りました。
トリなど覚えていません。
落語っ子連の稽古は、3時間の稽古時間が足らないぐらいです。
メンバーも増えてバラエティにも富んで来ました。
何回かの出前落語会を経験したこともあり、メンバーの意気と技量が上がって来ているのがとても嬉しく思います。
蝶九・無学・学津さん
真仮名・越児・百梅さん (真仮名さんは交流参加)
窓口・新参さんと流三 (この日は千公さんが欠席でした)
さて、来月以降は・・・。
◆ 9月 1日 牛久味わい亭 「浜野矩随」
◆ 9月16日 OB落語会(仙台) 「揺れるとき」
◆ 9月24日 市川市ふれあい快笑会
「長短」
◆ 9月29日 千早亭落語会 「短命」
◆11月24日 お江戸あおば亭 「未定」
来月というよりも、明日は「牛久味わい亭」です。
呼んでくださった主催者の皆さまをがっかりさせないように、「浜野矩随」頑張って演りたいと思います。
それから、9月16日は、仙台で落研の「OB落語会」です。
ここでも「揺れるとき」という大ネタを考えていますので、明日の「牛久味わい亭」が終わったら、準備を始めたいと思います。
と言っても、直前の2~3日で右往左往するだけだと思いますが。
プログラムも、少し内容を変えるかもしれませんが、番組は固まっています。
そして、9月24日は、市川市社会福祉協議会の「快笑会」。
9月29日には「千早亭落語会」と、高座が続きます。
「短命」の稽古はほとんど出来ていないので、また"突貫工事"になるでしょう。
まだちょっと先ではありますが、11月24日の「お江戸あおば亭」の内容も、来月中には決めることになります。
まだ未完成ですが、こんなチラシにしようと思います。
俯瞰してみると、整然とスケジュールが組まれているようにも思えますが、結局はバタバタとモグラ叩きのような日々が続きます。
気がつくと時間だけが過ぎていて、今年も暮れて行く・・・。