情けない大人
アジア大会でメダルを獲得したアスリートたちを見ていると、単に競技だけにのめり込むだけでなく、自分の人間性も磨いているような清々しさを感じます。
ただし、やはりバスケットボールの選手は、バスケットは底が抜けているだけに、墓穴を掘りましたが。
私の「甲府ぃ」という噺で、こんな台詞があります。
”おから”なんて豆腐の搾りカスだ。
こんな物食っちまったっていいようなもんだ。
だけどな、昔から、人の家の塵っ葉一枚でも盗りゃあ、泥棒だ。
なんで、そんなことをするんだ。
バカ大人がいて、さらに組織が甘い対応をしているという話題。
西武ライオンズの試合後に、バックネット裏の観客席の間に設けられているメットライフ名物の階段「ビクトリーロード」を上がる選手の首に掛かったタオルを、中年の男が引き抜いた。
この様子はTwitterやYouTubeに拡散され、男は猛批判を受けた。
この犯人が引き抜いたあと喜び、同伴と思われる女性に匂いを嗅がせるなどしていた。
人の物を盗む行為は「窃盗」です。
このさもしい男は、何と「東京メトロ」の「常務取締役」殿であらせられたそうです。
テレビのニュース番組が取り上げるなどして批判が高まったため、東京メトロが迷惑行為をした男が常務取締役で、減給1か月(20%)の処分にしたと発表。
ところが、この処分が甘すぎると、また大批判だそうです。
普段乗客にマナー向上の「ご理解ご協力」を呼びかけている立場の人間が、ありえない行為をしたことに、怒りの声が噴出している状況。
東京メトロの処分について、「甘すぎる」「窃盗しても首にならない会社って良いな」
「下っ端なら首だろ」など、怒りが増幅。
男は翌日球団に謝罪し、タオルを返却したそうですが、返したからといって窃盗の罪が消されるわけではありません。
人には偉そうなことを言って、自分にはとことん甘い・・・。
やはり、職を辞さないと。
しかし、仕方がないかもしれません。
だって、この男の会社は、人の物を掠め取ろ(カスメトロ)うという名前ですから。
「東京メトロ」ではなくて、「掠メトロ」。
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