「浜野矩随」は
今度の土曜日の「牛久味わい亭」でネタ出ししています。
この噺は、学生時代に覚えた噺で、師匠の公演を参考にしたものではありませんから、高座本がありません。
格好つけて言えば、頭の中に入っているということです。
突然「今、やれ」と言われても、少なくとも語りはすぐに出来る。
「花色木綿」と「子ほめ」と「浜野矩随」は、ぶっつけ本番でもいつでもOKな演目なんです。
(他でも何とかなりそうなものはありますが、やはり浚わないと・・。)
ということで、昔のビデオを視聴して、確認することにしました。
9年前、仙台での「創部50周年記念OB落語会」の映像。
若いですね。
東北大学学友会落語研究部の「東北大落研知恵袋」というサイトの、「50周年記念OB落語会」にで、こんな説明がされていました。
◆50周年記念OB落語会(50しゅうねんきねんOBらくごかい)
平成21年に開催されたOB落語会。
数え切れないほどのOBが来仙、部員を驚かせた。
(中略)
中トリの金願亭乱志さんの「浜野矩随」に惚れた人は数知れず。
という訳で、現役部員の皆さんにもインパクトがあったようです。
これが、さらに時間が経つと、"伝説の高座"ということになるのかもしれませんが。
この噺こそ、高座に上がってから、その間や息で噺を作って進めて行くことになるでしょう。
私にとっても、一番大切な噺です。
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