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2018年8月11日 (土)

夏の着物

私は安物の着物ばかりを着ていますが、素人落語では、それで十分です。
昔のように袷だの単だのと、衣更えの時期もありますが、今は、冷暖房がしっかりしていますから、冬だから厚手、夏だから薄手なんていうのも、かえって冷暖房が効きすぎて、逆に冬が薄着で、夏が厚着だったりして。
夏の着物
一言で言えば、高座では一年中、単で良いと思います。
下手は下手なりに、熱演すると、汗だけでなく、冷や汗や脂汗も出て来ますから。
プロの噺家さんは、見せる商売でもありますから、さすがに何でも良いという訳には行かないでしょう。
着物や小間物にお金をかけている師匠方もいらっしゃいます。
今の季節、単ではなくて、「絽」や「紗」を着る人もいるようです。
夏の着物
主に盛夏を中心に、6月から9月頃まで着るようです。
しっかりとした生地でありながら、目(すき間)が開いており、清涼感を感じさせるものです。
着る人が涼しいだけでなく、その品の良さから周りにも清涼感を与えてくれます。
こんな粋な着物が着られるようになりたいものですね。

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