さらにグラフィティ
今度は、各自を複数の場面で撮って並べました。
◇千公さん「蝦蟇の油」
繰り返しの稽古、何度かの本番で、かなりこなれて来ています。
師匠からは、後半の酔っ払った時の台詞回しが課題とのご指摘。
これも、練り上げが進んでいればこそ。
◇蝶九さん「来ぬ人を」
師匠の創作噺でから、演者が少なく、語りや言葉の磨き上げはこれからです。
何度も演読を繰り返しているので、そのうちにスッと噺が出来上がるはずです。
藤原定家と定価の地口のオチで、「ていか」の仕込みに工夫が要るかもしれません。
熱中症でも、稽古の時は元気が出るようです。
◇学津さん「洒落番頭」
若さで、精一杯元気にやっているのは、非常に好感が持てます。
落語は人生経験が必要という観点から言えば、今はそれで十分だと思いますが、落語の歴史や噺の背景の勉強、聴き手に聴き易い演出の工夫は、今のうちにやっておいた方が良いと思います。
◇窓口さん「転宅」
2つの連(落語っ子連と扇子っ子連)での稽古では、しっかり区別して、2つの噺を並行して稽古している律儀な窓口さん。
師匠の絶賛する”ふら”も相変わらず健在です。
窓口さんとのお付き合いも随分長くなりました。
◇新参さん「動物園」
もう、稽古でも本番でも、何度も聴いている噺ですが、何が起こるか分からないのが新参さんの真骨頂ですから、稽古でも本番でも固唾を飲んでと言うか、しくじりに期待して、メンバー全員が耳を傾けています。
昨日の稽古は、何も起こらなかったので、本人は満足、聴いているほうはやや不満。
◇百梅さん「紙入れ」
この夏、この噺に賭けていると言っても過言ではありません。
百梅さんの新しい分野へのチャレンジは、順調に進んでいます。
何度か高座にかけているので、かなりこなれて来て、男と女の描き方にもぎこちなさがなくなりました。
もしかすると、試しに間男をしているのかもしれません。
いずれも、表情がとても素晴らしいと思います。
今度の土曜日の「深川三流亭」が楽しみです。
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