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2018年7月17日 (火)

やっぱり分かっていない

かつて日本は、こんな人に国の舵取りを任せていたんです。
まぁ、そんな人は、現職も含めて、大勢いますが。
何かと批判されている、西日本で大雨による避難指示などが出ていた日の夜に総理らが参加して行われた飲酒を伴う自民党の懇親会について、財務大臣は「コミュニケーションを良くするのが目的で、極めて有効な手段の1つだ。良いことだと思っている」と強調したそうです。
「若手の中で、派閥に所属していない無派閥の人たちなんかと色々と懇親を深める、コミュニケーションを良くするというのを目的としているんですから。その人たちと私と色々な話をするという意味で、極めて有効な手段の1つだ」と。
閣議の後の会見でこのように述べた上で、懇親会については「良いことだと思っている」として、その意義を強調。

・・・完全に歯車が狂っているというか、回路が正常に動いていないと言うか。
国家天下を論ずべき立場の人が、箱庭しか見られない。
誰も、懇親会がダメ、意義がないなんて言っていません。
問題なのは、タイミングとその後の処し方が、あまりにもデリカシーがないと言っているんですよ。
そう言えば、総理も「問題なかった」と言っているようですが、問題の有無はこの人が判断するものではないのに。
これでも、日本という国は、全体として乱れることもない。
これは、官僚が優秀なのか?
いや、最近はそうでもなさそう。
一人一人の高いモラルの集積のような気がします。
まさに「和」の国なんでしょう。

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