師匠との座談
中入り前の越児さんが高座にいる時、舞台脇に座って聴いてくださっている師匠が楽屋に戻って来られて、「流三さん、やっぱり座談にしようよ」。
元々、師匠の膝の具合から、先週の稽古の時に、私から一案として師匠にお諮りしてはいました。
師匠は、「釈台か、それに似たものを置いてもらって(噺を)やるよ」ということでした。
当日、館に確認したところ、釈台はないとのこと。
師匠は、「それなら、高座(和机に毛氈を被せていますが)の端に腰掛けてやるよ」ということになりました。
・・・ということで、台風のための夢学さんの出番変更(開口一番)と、師匠のスケジュールのご都合とこれとで、プログラムを大きく変更しました。
蝶九さんが、木曜日の有難亭の稽古の時、暑さも続いていたので、師匠もかなりお疲れの様子で、体力を消耗されていたようだと言っていましたので、それもあったのかもしれません。
さぁ、それでまたプログラムを変更して、対談を中入り後の食いつきでと言うことにしました。時間もありませんし、事前の打ち合わせは全くなしで。
師匠からは、「落語っ子連には先生が3人いる」と一言だけ言われましたので、強いて言えば、これがキーワード、テーマだったと言うことでしょう。
慌てて着物に着替えて、まず私が舞台に出て師匠をお迎えし、2人で高座の前端に腰掛けてから始まりました。
私がイントロダクションをしましたが、あまりにも力が入ったものか、師匠から、「あたしが言おうとしたことを、流三さんがみんな言っちまったよぉ・・・」と、きついダメ出し。
「あ、すみません」。
そこからは、師匠の話に相槌を打ったり、突っ込んだりに徹することにしました。
でも、とても楽しかった!
まぁ、ぶっつけ本番ですからお許しください。
・・・ただし、ちょいと喋りすぎに反省・・・。
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