感動をありがとう?
「感動をありがとう」
「勇気をもらった」・・・
私が大嫌いなフレーズです。
そもそも、「感動」「勇気」など、そんなに安いものではありません。
最近は、何事も最上級で表現するのが当たり前になってしまって、語彙がなくなっているんです。
ワールドカップでもそうです。
日本の戦いぶりは称えられるものだと思います、賛辞に値すると思いますが、絶賛されるほどではないと思います。
マスコミはほとんど「絶賛」でしたね。
仮に勝っていたとしたら、やはり「絶賛」と言ったんでしょう?
中身(称える程度)は違っていても、同じく「絶賛」。
「絶品」「絶景」も同様です。
それで、最上級の言葉を使ってしまってないから、自虐的に「ヤバい」なんていう、全く反対の意味の汚い言葉を使うようになる。
この写真の記事の見出しの意味は、センチメンタルに浸らずに、冷静に反省して、課題や目標をはっきりしなくてはという警鐘ですが。
「勇気」や「感動」は他人様からいただくものではなくて、自分で主体的に感じるものです。
それから、「感動」などは、そこいらに転がっているものではありません。
もっと言葉の本当の意味を理解して、正しく使いましょう。
そうそう、「自分へのご褒美」っていうのも変だと思うなぁ。