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2018年7月16日 (月)

コンプライアンス

pen興味がないとは言え、ワールドカップの様々な逸話が、目や耳に入って来るものです。
ベルギーに負けた後のサムライブルーのロッカールームについてのツイートが称賛されました。
  コンプライアンス
1人の女性のツイートが日本だけでなく、世界のサッカーファンの心を掴みました。
そのツイートには、日本代表が使用したロッカールームの写真が添えられていました。
「これは94分でベルギーに負けた日本のロッカールームです。スタジアムでは代表のサポーターに感謝し、ベンチやロッカールームをきれいにし、そしてメディア対応をしました。またロシア語(キリル文字)で『ありがとう』と書かれたメモまで残していきました。すべてのチームの模範だと思います」
このツイートの主は、オランダ人で、FIFA(国際サッカー連盟)の運営スタッフとして今大会に関わっていた女性でした。
「日本はClass(品格)がある」
「素晴らしいマナーだ。いつか日本に行ってみたい」
「子供にスポーツを教えているコーチは、こういうことも教えるべきだね」

こういった言葉がSNS上に並びました。
このツイートにグッときた日本人も多いでしょう。
大会前には監督解任の報が流れて批判の声も上がり、グループリーグの最終戦のプレーには日本はもちろん世界から疑問の声も上がりました。
「日本を応援する気がなくなった」
「決勝ラウンドではベルギーを応援する」
そんな言葉もある中で、ベルギー戦での日本の戦いぶり、その後、1枚の写真と言葉を見て、考え方を変えた人は多かったでしょう。
ところが、多くの人の心を動かしたツイートは、本人によって削除され、大会期間中にも関わらず、彼女は任務を解かれたそうです。
恐らく、ボランティアを含む大会関係者が遵守すべき「守秘義務」への違反が問題になったのだろうと言われています。
今大会の組織委員会のロシア人スタッフによると、大会前にそういった規則、守秘義務などにサインをさせられたとのこと。
このツイートだけではなく、SNS使用や写真撮影などで問題になったようです。
確かに関係者しか立ち入りができない場所での情報を、関係者やボランティアが次々とSNS上などで上げてしまったら収拾がつかないことになりますし、今回のような「いいニュース」だけではなく、ネガティブなニュースが出ないとも限らないため、守秘義務などの規則があるのは当然で、雇用された側が遵守しなければならないでしょう。
規則上、仕方のないことだったのかもしれません。
・使った場所をきれいにする(ゴミを拾う)。
・関わってくれた人たちに感謝する。
・相手に敬意を持って接する。
・相手の文化を理解し、尊重する。

これらが、大切なことであることは間違いありません。

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