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2018年7月18日 (水)

課題山積?

confident別に、突然のことではないから。
桂歌丸師匠亡き後の落語芸者協会のことについて触れた一文がありました。
そんなに憂慮することもないと思います。
人気番組「笑点」の司会で知られた落語家の桂歌丸さんが亡くなり早くも半月ほどが過ぎた。
歌丸さんの通夜、告別式はすでに終了し、多くのファンが稀代の落語家との別れを惜しんだ。
ところが歌丸さんが亡くなってから2週間経った今でも、落語界ではいまだに大きな問題が未解決のままになっているという。
それは桂歌丸さんが生前、会長職を務めていた「公益社団法人落語芸術協会」の次期会長問題である。
歌丸さんの体調が本格的に悪化したのを受けて同協会は6月15日、「笑点」メンバーで副会長の三遊亭小遊三が副会長職を兼任しつつ会長代行に就任することを発表した。
現在も同協会には会長が不在という奇妙な状態なのだが、それには落語界ならではの特殊な事情があるのだという。
「一般的な感覚だと、副会長だった小遊三さんがそのまま会長としてスライド就任するのが自然な流れなのですが、クリアするにはいくつかの壁がある。小遊三さんは現在71歳なのですが、芸術協会の香盤(順位)では上から17番目と、キャリアが上の先輩はたくさんいます。いきなり就任するのは厳しい状態なのです。また、歌丸さんは協会の先代会長だった桂米丸の一番弟子という立場でもあり会長職の引き継ぎがしやすかったのですが、副会長の小遊三さんは別の一門(三遊亭遊三一門)の人間。歌丸さんから会長職を引き継ぐという形にはならなかったそうです」(演芸に詳しい記者)
また、会長問題以外にも落語芸術協会には問題が山ほどあるという。
そのひとつは顔の売れている芸人の不足である。
現在、落語芸術協会には約200名の芸人が所属しているが、一般的に人気とされる真打ちの数は春風亭昇太や、テレビでの活躍も多い桂米助ら10~20名ほどだ。
そのため、2011年頃には新宿末広亭などの都内の寄席から、ライバル団体である落語協会(会長・柳亭市馬)と比べ「客入りが悪い」と苦言を呈されてきた。
それでも人気者の歌丸さんが出演すれば、たちまち寄席は満席となり、面目は保たれてはいた。
しかし歌丸さんが亡くなった今、落語芸術協会は歌丸さんに匹敵する人気者の確保や育成が命題となった。
落語芸術協会にとって桂歌丸という存在はあまりに偉大であったのだ。

・・・当たっているようないないような内容です。
後任の会長だって、大変申し訳ありませんが、誰がやってもいいと思います。
香盤を言うなら、落語協会の「柳亭市馬」会長だって、上には大勢先輩の師匠方がいます。
それから、落語芸術協会の「駒不足」は、何も最近のことではありません。
もう、ずっと昔からそうです。
で、鈴本演芸場と絶縁せざるを得なかった。
上方の鶴光さんや、立川流の談幸師匠が会員になっているのも、一人でも多く噺家さんが必要だから。
三遊亭円楽さんが、落語芸術協会の興行を通じて寄席に出られるのも、歌丸-円楽の笑点ラインだからということはあるでしょうが、お互いの利害が一致しているからにほかなりません。
大変失礼ながら、寄席の定席に出られない団体や一門は、やはりレベルが高くありません。
確かに、歌丸師匠は、ご自身が広告塔の役目も背負い、横浜にぎわい座や仙台の花座のり(名誉)館長を勤められたのも、寄席を確保することが至上命題だったからだと思います。
また、寄席の芝居でも、落語や色物さんだけでなく、講釈や浪曲の先生方まで入れて、番組を作っています。
そういう意味では、広義の色物さん(=落語以外)の層は、落語協会を凌いでいるかもしれません。

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