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2018年7月26日 (木)

一区切り

オウム真理教に関わる死刑囚13名のうち、先日死刑執行された7名に続いて、今日の午前に6名が執行されたそうです。
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死刑執行に関しては、様々な視点から賛否両論あるようです。
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私は、郷里がこのカルト集団に荒らされて、住民たちが恐怖に陥れられましたし、父が対オウムの表に立たされていましたから、様々な議論や思いはあろうけれども、司法のルールに従って整斉と執行された事実を、そのまま受け止めたいと思います。
先日の地元新聞に、当時の町長さんのインタビューが載っていたようです。
父と2人、先頭に立って凶悪な集団と闘った方です。
あの忌まわしい「富士清流精舎」という兵器工場が建てられていた場所は、土地を町が買い取って公園になっています。
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そして、現在の町に合併する前の、長い(旧)町の歴史の最後に起きた出来事は、町誌でも大きくページが割かれています。
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先日、まず7名の死刑が執行された日、この元町長さんご夫妻が、早速父の墓前に報告してくださったそうです。
一連の事件の真実は、必ずしも全容が知られないままになってしまったかもしれませんが、今まで蟠っていたものも、ここで一区切りついたのかもしれません。
勿論、同じようなことが起こらないように、語り継いでいくことは必要だと思います。
理屈抜きに、父とともに、時には命の危険に晒されていた母の、死刑執行のニュースに接した時の表情に、安堵とともに複雑なものがあったのが印象的でした。

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