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2018年6月 5日 (火)

これまた訳がわからない

世の中、辻褄の合わないことがあるとは言え、これはちょっと変だぞと。
群馬県の某町長が、町内の団体の女性職員にセクハラ行為をしたと指摘されている問題で、町議会の本会議に提出された町長に対する不信任決議案の採決が行われ、賛成が可決に必要な出席議員の4分の3を下回り、不信任決議案は否決されました。
これだけ読むと、素朴に「あぁ、破廉恥な町長だけど、(恐らく)多数派町議に守られて、不信任にはならなかったんだな」と思います。
ところが、結論の是非はともかく、事はそんなに単純に収まることではありませんでした。
この問題、町長が町内の団体の送別会の二次会で、団体の女性職員に無理やり抱きついてキスをしたと指摘されているもので、女性職員は、強制わいせつで警察に被害届を提出しています。
町議会は先月、町長に対する"辞職勧告決議案を全会一致で可決"しましたが、町長は「引き続き町政を担って仕事でしっかり返していきたい」として、辞職しない考えを示しました。
そして、この問題が明らかになって初めて定例会の本会議が開かれ、議員の1人が「一刻も早い行政の信頼回復と正常化を求める」として、町長に対する不信任決議案を提出しました。
一方、議案に反対する議員たちは「時間をかけて事実関係の調査を尽くすべきだ」などと述べました。
このあと、議長を含む18人で採決が行われ、賛成12、反対6で、賛成が可決に必要な出席議員の4分の3を下回り、不信任決議案は否決されました。

・・・???
そもそも、議員さんたちは、"辞職勧告決議案を全会一致で可決していたんでしょ?
ということは、全員が破廉恥町長は(その任に相応しくないから)辞めるべきだと思ったんでしょ?
ところが、町長は辞める気はなかった(辞めなかった)から、今度は、勧告ではなくて不信任の動議が出されたんでしょ?
ここまでは物凄くわかりやすいじゃないですか。
と、と、ところが、普通なら、この不信任決議だって全会一致か、いくらか歯こぼれはあっても可決されるものだろうに、ダブルスコアながら、可決に必要な賛成数に達しなかった????
これ、町民はどう思うでしょう?
破廉恥町長、先月は「辞めたら」って言われたけど、ちょっとゴネていたら、今度は「辞めろ」って言われると思ったのに、辞めさせられなくてすみました。
やはり「ゴネ得」なんだねぇぇ。
町長さん、町民の多くは、こんな風に言ってるみたいですよ。
「町長は、町政を乱している責任をとるべきだと思う。不信任決議案が否決されたことは、町民として恥ずかしい」
「世の中の流れからして、こうした問題では当事者が責任をとって辞めている。町長にも辞めてほしいと思う。町の評判も悪くなっている」
中には、「不信任決議案が否決されたのであれば、町長に引き続き頑張ってほしい」なんて言ってくれる人もいるみたいですが。
そうなると、議員さんたち、あなた方は一体何なんですか?
・・・洒落にもなりませんね。

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