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2018年6月11日 (月)

袴田事件

一体どうなるんでしょう?
真実はどこにあるんでしょう?
1966年に起きた「袴田事件」で死刑が確定し、2014年の静岡地裁の再審開始決定で釈放された袴田巌元被告の即時抗告審で、東京高裁は、地裁決定を取り消し、再審請求を棄却する決定を出しました。
この事件は、私が小学生低学年の時に、静岡市清水区(当時・清水市)で、味噌製造会社の専務の男性方から出火。
焼け跡から、専務と妻、次女、長男が他殺体で見つかり、元プロボクサーで従業員の袴田巌さんが逮捕、起訴され、公判で無罪を主張したものの、80年に最高裁で死刑が確定。
第1次再審請求は2008年に最高裁で再審不開始が確定したが、第2次再審請求に対して静岡地裁が14年に再審開始を決定。
検察側が即時抗告し、東京高裁が審理していたものです。

隣町の清水市内で起こったこと、容疑者の名前が父と同じだったことから、内容はともかく、事件のことは幼心に覚えていました。
当時は、○○容疑者とは呼ばず、呼び捨てにしていました。
それに、自白(自供)が全てという感じでしたから、自白を強要されて、虚偽の自白をさせられ、その後冤罪に泣く人も多かったと思います。
学生時代、弘前大学教授殺人事件も戦後最大の冤罪事件として、注目されていました。

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