ちょっと嬉しいこと
「今日(今月末)で、定年(65歳)退職します」。
夕方、大阪のオフィスを出て帰途に着こうと、エレベーターで1階ロビーに降りた時に、声をかけられました。
大阪支社の男性社員です。
そんなに、仕事上の接点があった訳ではないので、私は顔を知っている程度でした。
「大変ためになる、とても面白い話を聞かせていただいてありがとうございました。もっと聞きたかったです」。
昨年まで、社内研修で、コンプライアンスや人権などの講師を勤め、全役職員にレクチャーしていましたので。
そのことを言ってくれた訳です。
そう、研修を、まるでマクラみたいなノリでやっていましたので、一部には好評だったんです。
偶然出口で会ったとは言え、咄嗟に口から出た言葉は正直な感想でしょう。
「長年のお勤めありがとうございました。どうぞお元気でお過ごしください」と。