大手町アカデミア
こんな講演会を見つけましたので、今夜行ってみます。
■芸歴48年、落語界の重鎮が語る「粋とヤボと伝統」とは
春風亭一之輔、桃月庵白酒ら「落語会のチケットが取れない人気者」が次々と現れ、「深夜寄席」「成金」などの若手二ツ目公演に落語初心者が殺到。
ここ数年の落語ブームはとどまるところを知りません。
落語を中心とする大衆演芸は今、「古くて新しい現代のエンターテインメント」として定着しつつあります。
満員御礼の落語会や寄席興行の中核として、名作、大ネタ、爆笑物を演じ続ける柳家権太楼さんは今年で芸歴48年、誰もが認める落語界のトップランナーです。
戦後の落語ブームが終わり、寄席が低迷していた1970年に落語の世界に飛び込んだ権太楼さん。
卓越した笑いのセンスと愛嬌のあるキャラクターでたちまち頭角を現しました。
そして、師匠である五代目小さんや古今亭志ん朝ら名人の下で芸を磨き、「寄席に客を呼び返そう」と渾身の高座を続けてきました。
その姿勢は、紫綬褒章、芸術選奨文部科学大臣賞など数々の賞に輝き、落語界の重鎮となった今も変わることはありません。
本講座の前半では、権太楼さんの波乱の半生をたどります。
また、懐かしい名人たちの素顔や古今東西の芸論芸談などにも触れながら、400年以上の歴史を持つ伝統芸・落語の世界を巡ります。
粋とヤボと、江戸っ子や昔ながらの東京人の了見。
伝統の世界にある文化と知恵の中には、平成の終わりを生きる我々現代人にとっても、貴重なヒントが隠れているはずです。
後半は、特別企画として特設高座での実演を行います。
「権太楼十八番」の中から、とっておきの爆笑落語を披露、権太楼一家の大黒柱で、大工の棟梁の娘だった母親・静子さんの抱腹絶倒の秘蔵映像もお楽しみいただきます。
落語のエネルギーをたっぷりと浴び、明日への活力に変えてください。
・・・てな訳で、結構なお値段ですが。
最近出版した本とのコラボレーションなんでしょうか?
権太楼師匠、今日は「落語家(噺家)」でなく「講師」です。